色鉛筆を使ったあと、テーブルの上に何本も残っていたり、付属のケースに戻されないまま散らかっていたりしませんか?
「子どもが自分で片付けてくれない」
「色鉛筆の本数が増えて、ケースに入りきらない」
「短くなった色鉛筆が取り出しにくい」
このような状態が続くと、お絵描きをするたびに片付けるのが大変ですよね。
色鉛筆の収納は、きれいに並べることよりも、使った人が簡単に戻せる仕組みを作ることが大切です。
付属のケースが使いにくい場合は、無理に元へ戻さなくてもかまいません。
色鉛筆をよく使うご家庭なら、ケースにまとめて立てる収納が取り出しやすく、片付けの負担も減らせます。
ただし、本数や使う人によっては、引き出しに寝かせる方法が向いていることも。
この記事では、色鉛筆の収納アイデアや、使いやすいケースの選び方をご紹介します。
今の収納がうまくいかないと感じているなら、お子さんが普段どこで色鉛筆を使っているかを思い浮かべながら、合う方法を探してみてくださいね。
色鉛筆は立てる収納がおすすめ

色鉛筆の収納方法に迷ったときは、まず立てる収納を試してみるのがおすすめです。
ペン立てやカップの中に入れるだけなので、付属ケースのように一本ずつ向きをそろえる必要がありません。
元記事でも、100均の整理カップや空き容器を使って色鉛筆を立て、ケースごとリビングへ置く方法が紹介されています。
使いたい色を見つけやすい
色鉛筆を立てておくと、上から色を見ながら選べます。
何色も入っている付属ケースでは、使いたい一本を探すためにケースを広げなければならないこともありますよね。
立てる収納なら、必要な色を手に取りやすく、お絵描きもすぐに始められます。
色鉛筆が増えてきたときは、暖色・寒色・黒や茶色など、ざっくり分けておくと探しやすいでしょう。
細かく分けすぎないのが続けるコツ。
子どもが自分で片付けやすい
立てる収納のよいところは、色鉛筆をケースへ入れるだけで片付けが終わることです。
付属ケースの場合は、ふたを開け、向きをそろえて色鉛筆を戻し、最後にふたを閉じる必要があります。
大人には簡単に見えても、小さなお子さんにとっては少し面倒な作業かもしれません。
戻す場所がひと目で分かる収納なら、「ここに入れてね」と伝えやすくなりますよ。
完璧に色分けできなくても大丈夫。
まずはテーブルの上に残らず、ケースへ戻せる仕組みを目指してみましょう。
ケースごと持ち運びやすい
リビングのテーブルやダイニングで色鉛筆を使う場合は、持ち手付きのケースが便利です。
色鉛筆だけでなく、鉛筆削りや消しゴムも一緒に入れておけば、お絵描きセットとしてまとめて移動できます。
使い終わったらケースごと棚へ戻せるため、細かいものを何度も運ぶ必要がありません。
使う場所と収納場所が離れているときに取り入れやすい方法です。
色鉛筆の収納アイデア7選

色鉛筆の収納には、立てる方法以外にもいくつかの選択肢があります。
本数や使う場所に合わせて、無理なく続けられるものを選んでみてくださいね。
100均の整理カップに立てる
手軽に試したい場合は、100均で購入できる整理カップが使いやすいでしょう。
小さなカップを大きめのボックスに並べれば、色別や種類別に分けられます。
カップ同士を連結できる商品なら、ケースの中で倒れたり動いたりしにくいのもメリットです。元記事では、靴下用の整理カップを使った収納例が紹介されています。
収納用品を購入する前に、色鉛筆の長さとカップの高さを確認しておくのがポイント。
容器が深すぎると、短い色鉛筆が中へ埋もれてしまいます。
ペンスタンドにまとめる
色鉛筆の本数が少ないなら、一般的なペンスタンドでも収納できます。
仕切りが付いたものを選ぶと、色鉛筆・鉛筆・カラーペンを分けやすくなるでしょう。
ただし、細長くて軽いペンスタンドは、色鉛筆をたくさん入れると倒れる可能性があります。
底が広く、安定感のある形を選ぶと安心。
取っ手付きケースにまとめる
家の中で色鉛筆を持ち運ぶことが多いなら、取っ手付きケースが向いています。
ケースの中に小さなカップを並べると、色鉛筆が倒れにくくなりますよ。
塗り絵や画用紙も一緒に収納したい場合は、少し大きめのファイルボックスを使う方法もあります。
「お絵描きをするときは、このケースを持ってくる」と決めておけば、準備と片付けが分かりやすくなるでしょう。
引き出しに寝かせて収納する
色鉛筆が短くなっている場合や、本数が多い場合は、浅い引き出しに寝かせる方法もあります。
上から全体を見渡せるため、色を選びやすい収納です。
引き出しの中でバラバラになるときは、トレーや仕切りを使ってください。
立てる収納では短い色鉛筆が取り出しにくくなるため、浅い引き出しへ移す方法も紹介されています。
立てる収納がすべての色鉛筆に合うとは限りません。
今持っている色鉛筆の長さに合わせて選ぶことが大切です。
収納ワゴンにまとめる
画用紙や折り紙、クレヨンなども一緒に使うなら、収納ワゴンへまとめる方法があります。
上段に色鉛筆、中段に紙、下段に工作用品と分けておくと、お絵描きに必要なものが一か所に集まります。
使うときだけテーブルの近くまで動かせるのも便利なところ。
ただし、用品を詰め込みすぎると元へ戻しにくくなるため、余白を少し残しておきましょう。
壁面に掛けて収納する
机や棚の上に置く場所がない場合は、壁面収納も選択肢の一つです。
ワイヤーネットや有孔ボードにケースを取り付ければ、色鉛筆を浮かせて収納できます。
元記事にも、カットした透明容器へ色鉛筆を入れ、ワイヤーネットに掛ける実例が掲載されています。
透明なケースなら中の色が分かりやすく、見せる収納としても楽しめるでしょう。
小さなお子さんが使う場合は、無理なく手が届く高さに設置してくださいね。
付属ケースのまま収納する
色を順番どおりに並べたい場合や、色鉛筆を外へ持ち出す場合は、付属ケースが便利です。
一本ずつ固定できるため、色鉛筆同士がぶつかりにくく、何色が足りないかも確認しやすくなります。
きれいに並べることが好きなお子さんなら、付属ケースでも問題ありません。
片付けられないからといって、必ずケースを入れ替える必要はないということ。
使う人が負担に感じているかどうかで判断しましょう。
100均グッズで立てる収納を作る方法

立てる収納は、専用の色鉛筆ケースを購入しなくても作れます。
まずは100均や家にある容器を使い、使いやすいか試してみるとよいでしょう。
色鉛筆が入る大きさのカップを用意する
最初に、色鉛筆を立てる小さなカップを用意します。
靴下用の整理カップやペンスタンド、プラスチック製のコップなどが候補です。
新しい色鉛筆を入れたときに倒れない高さがあり、手を入れやすいものを選んでください。
牛乳パックや空き容器を利用する方法もありますが、切り口が気になる場合はテープなどで保護しておくと安心でしょう。元記事でも、牛乳パックやアイスの空き容器が収納に活用されています。
色鉛筆をざっくり分ける
カップをいくつか用意したら、色鉛筆をざっくり分けます。
たとえば、「赤・黄系」「青・緑系」「黒・茶系」くらいの分け方なら、子どもでも戻しやすくなりますよ。
12色や24色程度であれば、すべて同じカップに入れても問題ありません。
本数が多い場合だけ、探しやすい範囲で分けてみましょう。
大きなケースの中にカップを並べる
小さなカップは、そのまま並べるよりも大きなケースの中へまとめると安定します。
持ち手付きケースに入れれば、カップが倒れにくく、持ち運びも簡単。
ケースの中に少し余裕を残し、鉛筆削りや消しゴムを置く場所を作ってもよいですね。
ただし、何でも一緒に入れると探しにくくなります。
お絵描きに使うものだけに絞るのが、散らかりにくくするコツです。
色鉛筆を収納する場所

使いやすいケースを用意しても、置く場所が合っていなければ片付けは続きません。
収納場所は、色鉛筆をよく使う場所の近くに作りましょう。
リビングの文房具コーナー
ダイニングテーブルやリビングでお絵描きをするなら、近くの棚が便利です。
扉の奥へしまい込むより、お子さんが自分で出し入れできる場所を選んでください。
リビングに出しておく場合は、色鉛筆を小さなカップに分け、そのカップごと大きなボックスへ入れると整って見えます。
生活感が気になるときは、使い終わったあとにケースごと棚へしまえる形がおすすめ。
子どもの学習机
宿題や工作で色鉛筆を使う場合は、学習机の上や引き出しが候補になります。
机が狭いなら、色鉛筆を出しっぱなしにせず、浅い引き出しへ寝かせてもよいでしょう。
机の上に置く場合は、ペンスタンドを増やしすぎないよう注意してください。
必要な文房具だけに絞ると、勉強するスペースを確保しやすくなります。
おもちゃ棚
まだ学習机を使っていないお子さんなら、おもちゃ棚の一角にお絵描きコーナーを作る方法があります。
色鉛筆と画用紙を近くに置けば、使いたいときに自分で準備できますよ。
収納位置は、お子さんの腰から胸くらいまでの高さを目安にすると、無理なく出し入れしやすいでしょう。
低すぎる場所へ置くと、ほかのおもちゃに埋もれる場合があります。
色鉛筆収納を選ぶときのポイント

おしゃれなケースでも、お子さんが使いにくければ片付けは長続きしません。
購入する前に、次のポイントを確認してみてください。
子どもが一人で出し入れできるか
ふたや留め具が固いケースは、開けるたびに大人の手助けが必要になります。
子どもが使う色鉛筆なら、ふたのないケースや、簡単に開閉できるものが向いています。
片付けまで一人でできる仕組みかどうか。
ここを優先すると、毎回「片付けて」と声をかける負担も減らせます。
色鉛筆の長さに合っているか
色鉛筆の長さに対して容器が深すぎると、短いものが見えなくなります。
反対に浅すぎるケースでは、新しい色鉛筆が倒れやすくなるかもしれません。
長い色鉛筆と短い色鉛筆が混ざっている場合は、容器を分けると取り出しやすくなります。
今ある色鉛筆を並べて、長さを確認してから選びましょう。
倒れにくい形か
色鉛筆を立てる場合は、ケースの安定感も大切です。
背が高く底が小さいペンスタンドより、底が広く重さのあるケースのほうが倒れにくくなります。
小さなカップを使うなら、大きなボックスの中へ並べると安定しやすいですよ。
机に置いたときにグラグラしないか、購入前に確認しておきたいところ。
中身が見やすいか
色鉛筆は、使いたい色をすぐに見つけられることも重要です。
透明や半透明のケースなら、中に入っている色を外から確認できます。
中身を隠したい場合は、使うときにケース全体を取り出せる形にすると探しやすくなるでしょう。
見た目だけでなく、選びやすさも忘れずに。
本数が増えても余裕があるか
ケースいっぱいに色鉛筆を詰め込むと、一本取り出しただけで周りの色鉛筆が倒れたり、戻しにくくなったりします。
現在の本数がぴったり入るサイズではなく、少し余裕のあるケースを選んでください。
ただし、大きすぎるケースは余計な文房具を入れやすくなります。
色鉛筆が無理なく出し入れできる程度の余白がちょうどよいでしょう。
年齢や本数に合う色鉛筆収納

使う人や色鉛筆の本数によって、向いている収納方法は変わります。
どれを選べばよいか迷うときは、次を目安にしてみてください。
幼児は入れるだけの収納
小さなお子さんには、細かく色分けするより、ひとまとめに入れられる収納が向いています。
ふたのないカップやボックスなら、使ったあとに色鉛筆を入れるだけ。
まずは自分で戻せることを優先しましょう。
色分けは、片付けに慣れてからでも遅くありません。
小学生は用途別に分ける
学校用と自宅用の色鉛筆がある場合は、混ざらないように分けておくと安心です。
学校へ持っていくものは付属ケースや筆箱、自宅で使うものは立てる収納というように、用途で分けると管理しやすくなります。
名前を書いた色鉛筆が混ざるのも防ぎやすいでしょう。
36色以上は複数の容器に分ける
36色や100色など本数が多い色鉛筆を一つのケースへ入れると、使いたい色が見つかりにくくなります。
暖色・寒色・無彩色など、三つから六つ程度の容器に分ける方法がおすすめです。
色鉛筆をきれいな順番に並べる必要はありません。
戻す場所に迷わない程度の、ゆるい分類で十分です。
短くなった色鉛筆の収納方法

よく使う色ほど短くなり、立てる収納の中へ埋もれやすくなります。
見えないまま放置すると、同じ色を新しく購入してしまうこともあるでしょう。
短い色鉛筆は、長いものと分けて収納するのがおすすめです。
背の低いカップへ移す
プリンやヨーグルトの空き容器など、背の低いカップなら短い色鉛筆も取り出しやすくなります。
長い色鉛筆のカップの隣へ置いておけば、短くなったときに移すだけ。
容器が軽くて倒れる場合は、大きなケースの中へ入れて固定してください。
浅い引き出しへ寝かせる
短い色鉛筆が多いなら、浅い引き出しやトレーに寝かせる方法が向いています。
長さが違っても上から見渡せるため、必要な色を選びやすくなるでしょう。
トレーの中を色別に細かく仕切る必要はありません。
色鉛筆同士が重なりすぎない程度に広げられれば十分です。
色鉛筆収納で失敗しやすいポイント

収納用品をそろえたのに、なぜか片付かないこともありますよね。
その場合は、お子さんの性格ではなく、収納方法が合っていないのかもしれません。
付属ケースへ戻すことにこだわる
付属ケースは色鉛筆がきれいに並びますが、一本ずつ決まった場所へ戻す必要があります。
ふたを開閉する手間もあるため、子どもには難しい場合があるでしょう。元記事でも、付属ケースは立てる収納より片付けの動作が多くなると紹介されています。
毎回ケースの外に色鉛筆が残るなら、入れるだけの収納へ変えるサイン。
付属ケースは保管用、普段使う色鉛筆はカップ収納と分けてもよいですね。
色を細かく分けすぎる
赤、オレンジ、黄色と細かくケースを分けると、戻す場所に迷いやすくなります。
大人がきれいだと感じる収納が、子どもにも使いやすいとは限りません。
最初は暖色と寒色の二つに分ける程度でも十分です。
分類を守ることより、ケースへ戻せることを優先しましょう。
深すぎる容器を選ぶ
色鉛筆が倒れないように深い容器を選ぶと、短くなった色鉛筆が見えなくなることがあります。
手を奥まで入れなければ取れない収納は、少しずつ使われなくなりがち。
長さの違う色鉛筆は、同じ容器へ無理にまとめないほうが使いやすくなります。
色鉛筆を詰め込みすぎる
ケースに隙間がないほど色鉛筆を詰めると、取り出すのも戻すのも大変です。
使っていない色鉛筆や重複している色が多い場合は、普段使うものだけを出しておく方法もあります。
予備は別のケースへ移し、必要になったときに交換しましょう。
使う場所から離れたところに置く
色鉛筆をリビングで使うのに、収納場所が子ども部屋にあると、戻すのが面倒になります。
散らかる場所の近くに収納場所を作るのが基本です。
「本来置きたい場所」より、「実際に使っている場所」を優先してみてください。
それだけで片付けやすさが大きく変わることもありますよ。
色鉛筆収納をきれいに保つコツ

収納方法を決めたあとも、色鉛筆は少しずつ増えたり短くなったりします。
ときどき中身を見直すことで、使いやすい状態を保てます。
短い色鉛筆は別の容器へ移す
長い色鉛筆の中に短いものが埋もれていたら、背の低い容器へ移しましょう。
定期的にすべてを並べて確認する必要はありません。
取り出しにくいと感じたときが、見直すタイミングです。
鉛筆削りの置き場所も決める
色鉛筆を使うたびに鉛筆削りを探しているなら、収納ケースの中に定位置を作ります。
削りかすがこぼれにくい、ふた付きの鉛筆削りが便利でしょう。
色鉛筆と一緒に持ち運べれば、お絵描きの途中で席を立つ回数も減らせます。
子どもと一緒に収納方法を決める
大人だけで収納場所を決めると、お子さんにとって使いにくいことがあります。
「どこに置いたら戻しやすい?」
「色は分けたほうが探しやすい?」
このように聞きながら、一緒に決めてみてください。
自分で選んだ収納なら、どこへ戻せばよいかも覚えやすくなるでしょう。
まとめ
色鉛筆が散らかるときは、片付ける人ではなく、収納方法を見直してみてください。
付属ケースへ一本ずつ戻すのが難しい場合は、カップやペンスタンドに立てる収納がおすすめです。
本数が多いときは色をざっくり分け、短くなった色鉛筆は背の低い容器や浅い引き出しへ移すと使いやすくなります。
また、収納場所はリビングや学習机など、実際にお絵描きをしている場所の近くに作ることが大切。
見た目をきれいに整えるより、使ったあとに迷わず戻せる仕組みを優先しましょう。
お子さんが一人でも出し入れできる収納になれば、毎回片付けを手伝う負担も少し軽くなるはずです。
まずは家にあるカップや空き容器を使い、立てる収納から試してみてくださいね。

